「時間的に無理かなぁ」と思っていた吉尾温泉ですが、
予定よりも早く人吉を出発したため、立ち寄ることができました。
吉尾川沿いに建つ浴舎には「温泉」とわかる表示は何もなく、
一見すると民家のように見えます。
事前リサーチがなければ、この建物が温泉であることがわからなかったと思います。
そして中に入ると秘密基地のような螺旋階段です(笑)
なんとなくワクワクしますが、
下の方が暗いので、階段を降りる際に足元がよく見えなくて、チョット恐いかも・・・。
階段を降りると簡素な浴室が出迎えてくれます。
どうやら河原と同じ高さのところまで降りてきているようです。
やさしいイオウの香りの湯は基本的に無色透明なのですが、
なんとなく青白く見えます。
湯はぬるめで、じっくりと湯を堪能することができました。


人吉でのもう1湯は堤温泉。
未湯の温泉のうち入りたいなぁと思ったところが数か所ありましたが、
時間的に可能なのは堤温泉だけでした。
かなりレトロな浴舎で、雰囲気がイイです。
実は、木の窓枠って、とっても好みなんです。
脱衣所はドラマとかで見る昔の銭湯って感じでした。
浴室に入ると、モール臭がお出迎えです。シアワセ!
かかり湯をしただけでわかるツルツル湯。
産毛には微細な泡付きもあります。
口に含むと、塩気、金気に加え炭酸の風味もあったかなぁって感じ。
大好きな夜明薬湯温泉の風味に似ていました。
こんな温泉が近所にあると嬉しいでしょうね。
御近所の方が羨ましいかぎりです。
でも、湯気で写真が美しくないのが残念。是非再訪したいものです。



満開の浅井の一本桜を楽しんだあとはオンセンです。
なるべく近くで、最近訪れていない“鷹取の湯”へ向かいました。
利用したのは家族湯(1,500円)。
男女別の大浴場は数回利用していますが、家族湯は初めてです。
1組毎に湯を入れ替えるコインタイマー式で、コインを投入すると、
すごい勢いで湯が注がれます。
かなり熱めの湯温でしたので、やむを得ず加水しました。
それでも、ツルツル系の肌ざわりの弱いイオウの香りの湯は、
なかなか気持ちのイイものでした。

本当は、一心行の大桜に行きたかったのですが、九州道で事故が発生していて
渋滞が予想されたため、事故の影響のない浅井の一本桜に目的地を変更しました。
浅井の一本桜は、久留米市の山あいの集落にある幹周り4.3m、高さ18mの山桜で、
樹齢約100年と言われています。
池のほとりに立っているため、池に写った桜を見る楽しみもあり、
夜間のライトアップ時には幻想的な雰囲気に包まれます。
私は過去2回訪れていますが、いずれも見頃のピークを過ぎたあと・・・。
さて、今年はどうでしょうか?
朝9時前に訪れましたが、すでの多くの見物客、カメラマン・・・。
おまけにNHKの中継車などが駐車場の一部を占領していたため、駐車場は満車。
早くも路上駐車だらけです。これが嫌だったので朝早く来たんですけどね・・・。
でも、ようやく見頃の浅井の一本桜に出会うことができました。
まだわずかにつぼみも残っていますが、満開といっても差し支えのない状態。
やっぱり美しいですね。
昼間でもこれだけ美しいのですから、
ライトアップされた夜桜は、さぞかし幻想的なことでしょう。
もっとも、我が家には1歳児がいるので、今年の夜桜は残念ながら敬遠です。
なんだかんだ言っても、昼間でも十分に美しい!満足しています。


訪れる前は鄙びた宿なのかと思っていましたが、レトロな雰囲気を残しつつも、
同時にモダンで上品な雰囲気も併せ持つステキな旅館でした。
いつか泊まってみたい宿です。
まっ、お値段もステキなので、まずはランチ付の休憩あたりかな(笑)
テレビで見た浴室の雰囲気に憧れて訪れたのですが、やはり最高の雰囲気でした。
玄関からすぐのところに浴室の入り口があります。
扉を開けると、浴室へ続くかなりの段数の階段。
半地下ファンなら、心にぐっとくるものがあるはずです(笑)
この階段の途中の踊り場のようなところに脱衣棚があります。
ここから見る浴室はなんとも風流な空間です。
手すりもレトロな感じですし、木の窓枠もステキです。
浴室の床は滑り止めでしょうか、ギザギザの彫刻が施されています。
こういう細かな心遣いも嬉しいです。
半地下と思っていたのですが、窓の外は地表です。
傾斜地に建っているのでしょうか?(確認不足・・・です。)
そして、窓のすぐそばに源泉と思われるものが見えます。
源泉の近くに浴槽を作ったら、必然的に階段を下る形になったことが想像されます。
やっぱり湯舟は源泉に近い方がイイに決まっています。
さて、肝心のお湯ですが、人吉らしい薄く黄色がかったモール泉です。
微細な泡付きもある新鮮湯で、淡い塩気とやさしいモールの風味を感じました。
雰囲気だけでなく、泉質的にも満足感の高い温泉です。
ちなみに同浴の方は食事休憩で来られていました。
帰りにフロントで料金を確認したところ、5千円程度とのこと。
宿泊はお値段が・・・と思いましたが、食事休憩ならば!
この素敵な旅館に次回は落ち着いて訪れたいものです。

この付近でどこか1か所と思い、手持ちの温泉ガイドブックを見ていると、
山田温泉のたまご型の浴槽が目にとまり、立ち寄ってみることにしました。
浴舎はちょっと山小屋風かな。宿泊もできるようです。
ユニークな形が気になっていた浴槽はなんとポリバスです。楽しいですねぇ〜。
チョイツルの気持ち良い湯ですが、アチチ湯のため浸かっていられるのは1分間程度。
間違いなく45℃は超えていたと思います。
気持ちの良い湯だったので、のんびりしたかったのですが、この熱さでは無理でした。
熱い湯も嫌いではないのですけどね。さすがに熱過ぎでした。
泉質は不明ですが、析出物もなかなかのもの。
析出物を見ると濃い土類系のような感じですが、湯は無色透明。
湯量が多いため、色が変わる前に湯が入れ替わってしまっているのでしょうか?
しかしなぁ、いくらなんでも、こんな析出物はできそうもないような・・・。
湯を口に含んでみると、実に不思議な味わいが・・・。
このときは、表現するのにふさわしい言葉が思いつかなかったのですが、
のちほど味が似ている食べ物を思いつきました。
天津甘栗の中にたまに入っている、腐りかけなのかあまり美味しくない栗の味です。
本来は楽しくない味ですが、
温泉だと個性的な味に嬉しくなってしまうのが不思議です(笑)
いつもこんな味なんでしょうか?
湯気で写真もうまく撮れませんでしたし、また訪れてみたいものです。



この日は、吉松温泉にある鶴丸温泉に素泊まりです。
外観はちょっと…といった感じでしたが、部屋は特に問題なし。
温泉入り放題で素泊まり4,000円なら、うれしく思えます。
この3泊4日の旅行で唯一100円入れなくてもテレビを見ることができました(笑)
温泉はかなり濃い黒湯で、香しいモール臭を感じることができます。
肌ざわりはかなり強めのツルツル系です。気持ちイイですねぇ〜。
(宿泊した部屋)

(内湯)
楕円計の浴槽を2つ合体させたような独特の形状です。

写真奥の小さな扉から露天へ出ることができます。
他に出入りする人がいなければ、気がつかなかったかも・・・。

飲泉用のコップが置いてあります。

(露天)
露天ブームに対応するために、後で設置したような感じの露天です。
しかし、利用者が少ないことが幸いしてか、お湯はなかなかいい状態です。
内湯と異なり加水できないことも、いい具合に作用しているのかもしれません。
涼しい風に当たりながらの入浴は、なかなか心地良いものでした。

境内に大きな桜があるとの噂を聞き、博多区御供所町の東長寺を訪れました。
立派な桜の木はちょうど見頃。
博多駅のすぐそばにこのようなスポットがあるなんて、不思議な感じがします。
一本桜と思っていましたが、よく見ると、2本の桜の木のようです。
地面を這う様に低く伸びている枝が、
ちょうど目線の高さで花を咲かせているのが、これまたイイ感じです。
お寺の境内に、見事な桜の木。すっかり気分は“京都”になっていました。




今回の“南九州湯めぐりの旅”における目的の1つが村之湯温泉でした。
前回訪問時は、日曜日の夕方であったため、入浴客が多かったので、
落ち着いて湯を味わうことも、写真を撮影することもできなかったからです。
今回も、週末の土曜日ではありましたが、昼食時間帯に訪れたため、
入浴客も少なく、じっくりと楽しむことができました。
村之湯温泉は明治15年創業(←ごみ箱に書いてあった)の歴史ある温泉です。
浴舎は建立以来の姿を保っているとのことで、素晴らしい鄙び具合です。
この湯小屋をいつまでも残してもらいたいものです。
浴槽が2つあり、手前が熱め、奥がぬるめと教えられましたが、大きな差は感じません。
飲泉も出来るので味見をしましたが、塩味をベースに金気が加わっており、
更に酸味を感じたような感じなかったような…。
福岡からは、かなり遠い地にありますが、また訪れたい温泉です。
▼浴室に入ると、まずこの風景を目にします。

▼浴室の奥から脱衣棚側を見てみました。

▼むき出しの梁がまたいい雰囲気を演出しています。
近場で家族湯に浸かれるところ…と考え、久々に“みのう山荘”を訪れました。
1歳児を連れて来ていたため、受付の方が気を利かせてくれて、
浅くなった部分がイチバン広い浴室の部屋を利用させていただけました。
これがあおい君にはヒットしたようで、終始ご機嫌!ヤッタネ。
いまは、あおい君が笑ってくれるオンセンがイチバンです。
開業直後に訪れたときは、それほど印象に残らなかった浴室ですが、
なんだか結構お洒落な感じだし、眺めもいいので、心地良い時間を過ごせました。
こういった眺めのいい温泉は、晴れた日に訪れると、より一層楽しめます。
以前訪れたときは、ガツンとくる泉質を追い求めていた時期だったせいか、
泉質に強い特徴のある湯以外は、私の心に残らなかったのかもしれません。
目立った特徴のある湯ではありませんが、
開放した窓から流れ込む涼しい風にあたりながらの半身浴でも、
徐々に顔が汗ばんできます。
やっぱり、オンセンの湯はただのお湯ではないのでしょう。
泉質でひとつ印象に残っているのが“アブラ臭”です。
以前も感じましたが、ボイラーかなんかの匂いだと思っていましたが、
今回改めて分析書を見ると、加熱する必要のなさそうな源泉の温度です。
そして、確かに湯自体からアブラの香りがします。
ひょっとしたら、九州では貴重なアブラ臭の温泉でしょうか。
ただなぁ、このあたりでアブラ臭・・・あまり想像できないのです。
以前、掘削した時に混じった油の香りがする温泉もあったし・・・。
ちょっと確信が持てません。誰か、真実を教えて!
(右手前:トイレ、左奥:受付)

(家族湯)
