今回、予定していた温泉で、もっとも写真が撮影しにくそうな滝の湯。
せっかく宿泊しているので、22時の利用時間終了間際を狙って訪れる作戦とした。
しかし、待ち切れずに、21時15分頃に訪れてしまった…。
21時55分まで…粘って、粘って、粘った(笑)
ぬるめの湯温の打たせ湯用の浴槽がなければ、耐えきれなかった。
やっぱり、夜は地元の人が多い。よそ者は私ひとりだったと思う。
白濁湯を想像して訪れたが、主浴槽の無色透明な湯にチョット拍子ぬけ。
しかし、無色透明な方が新鮮なのかもしれないので、がっかりすることはない。
ぬるめの打たせ湯用の浴槽の湯は白濁していた。
3本の滝湯があり、1本は主浴槽に、2本は奥の打たせ湯用の浴槽に落とされている。
もちろん硫黄の香りが漂っており、味は弱い酸味に加え、かすかな金気も感じた。
こんな温泉に毎日浸かることができる地元の人がうらやましい。

東多賀温泉の隣にある西多賀旅館。
すぐ隣にも関わらず、泉質がまったく違うことを聞き、興味津々でやって来た。
いかにも硫黄泉といった感じの白濁湯の東多賀温泉に対し、西多賀旅館は緑白濁色。
白い湯の花に囲まれ、ツルツルの肌ざわりの美しい色の湯に浸かることができる。
かなり幸せな気分になれる湯だ。
匂いは硫黄の香りがメインだが、アブラ臭も混じっている。
そして、口に含んでみると、もちろん硫黄の味もするが、アブラのあと味が口に残る。
なんだか焼き肉を食べすぎた後のような変なあと味だった。

東鳴子温泉でもっとも川渡温泉寄りに位置する馬場温泉。
比較的新しい山小屋風の建物で、浴室もキレイで安心して利用できる。
肌触りはヌルツル系の心地良いもの。
写真では、湯が真っ黒のように見えるが、実際は褐色といった感じ。
浴槽の深さぐらいになると、真っ黒に見える。
匂いは、鳴子特有のアブラ臭か…と思ったが、モール臭のような気もする。
湯を口に含むと、炭酸味を感じた後、アブラだかモールだか判断のつかない…。
アブラなのか?モールなのか?
鳴子はアブラという先入観がなければ、モールと判断していそうな風味だ。
周辺でモール泉が湧いている地域であれば、間違いなくモールと思うだろう。
でも、アブラのような気もするんだな〜。かなり謎…。
入浴料も530円と高いし、立ち寄らないつもりだった早稲田桟敷湯。
でも、前を通ったときに、ふらふらと立ち寄ってしまった。
無色透明の硫黄臭のする湯には、白い湯の花も浮遊していた。
適温に冷ますためだろうか、滑り台のようなところから湯が注がれている。
浴槽は2つに分かれており、片側の浴槽は、深めの浴槽。
シャワーも完備されているので、湯めぐりの最後に入る温泉に最適かも。

川渡温泉浴場とよく似た透明感のあるグリーンの湯が美しい。
ややツルツルする肌ざわりの湯にニンマリ。
匂いは硫黄の香りがメインだが、アブラ臭も混ざっている。
決してぬるくはないが、川渡温泉浴場よりも湯温が低めで、落ち着いて湯を楽しめた。
なお、高東旅館の立ち寄り入浴は、湯めぐりチケット利用者のみ。
現金での立ち寄り入浴は、受け付けていない。
その分、混み合ってなく、緑色の湯を独り占めで楽しめた。
つづいてやって来たのは藤島旅館。
渋い感じの建物なのだが、改装でもしたのか浴室はそんなに渋くない。
緑濁した湯は、ツルツル系の肌ざわりがgood!!!
川渡温泉浴場と比較すると、かなりぬるめでゆっくりできた。
しかし、こんなに人気の温泉とは思っていなかった…。
私が、到着したとき、先客は2人。
1人はカランにて髪を洗っていて、あと1人はトドっていた。
つまり、無理をすれば、撮影できた。
ちょっと粘って、貸し切り状態になってから撮影しようと判断したのが運の尽き。
その後、続々と入浴客がやって来た。
で、撮った写真は、浴槽の隅っこのみ。
お湯は良かったんだけど、写真が撮れないと、最近物足りない…。
目立たないものの、確かに共同浴場っぽい佇まいの浴舎。
外来入浴者は、料金箱に200円投入し、入浴させていただく。
鳴子温泉郷で、外来入浴できる数少ない共同湯の一つである。
いつまでも外来入浴ができるようにマナーを守って利用したい。

浴槽に満たされているのは、やや濁っているものの、透明感のある美しいグリーンの湯。
この湯に魅せられ、鳴子温泉郷までやって来たのだ。
緑色の湯は初めてではないが、ここまで明確な緑色は初めてなので興奮した。
やっぱり来て良かった。ブラボー!川渡温泉!
アブラ臭の混じる硫黄の香りに包まれ、緑色の湯に浸かるのは、たまらなく心地良い。
湯口で若干加水されているものの、かなり熱めの湯温(45〜46℃程度かな?)。
地元の人も含めて、みんな短めの入浴時間だった(笑)
それでも、十分な満足感を得られる極上の温泉だった。

ちょっとは観光を…とやって来たわけではない。
観光施設内の露天風呂を目的に入場した。
お目当ての温泉は、開放感溢れ、木々の緑が美しい露天風呂。
広ーい露天風呂に満たされたツルツル系の肌触りの湯を独り占め。
なかなか、いい気分だった。

帰りには、ついでに?間けつ泉も見学。
鬼頭温泉の更に山奥の地熱発電所近くに荒湯地獄と呼ばれる地獄がある。
そこには、入湯可能なところがあるらしいということで行ってみた。
簡単に見つかるものと楽観していたのだが…。
荒れ野原の所々に熱湯や噴気が湧いているだけで、入湯できそうな感じではない。
しかも、周囲を丘に囲まれた地形のため、硫化水素ガスが滞留していないか不安…。

残念だが、あきらめて帰ろうとしていたときに、水の流れる音が聞こえてきた。
丘を駆け上がると、激熱の湯が流れる小川を発見。
オンセン発見!下流に降れば、いつか適温になるはず。

適温のところまで降り、尻湯を楽しんだ。
おそらく混じりっ気なしの100%天然温泉。
湯を舐めてみるとかなりの酸味で、強酸性の湯であると思われる。
十分に楽しみ、帰路に着こうとして、降りてきた道を見ると…。
どんなやって降りてきたのかなぁ?
夢中で駆け下りてきたから、覚えていない(笑)
1泊目の宿泊は高友旅館。
複数の源泉を所有しており、立ち寄りですべての源泉に浸かるのはきつい。
ならば、宿泊してじっくり楽しもうと考えた。
夜中まで、旅館内で湯めぐり三昧だ。
▼黒湯
高友旅館でいちばん有名な浴槽。
黒湯といっても、茶緑濁色といった感じの湯で、ツルツル系の肌ざわり。
“アブラ臭”で有名な温泉だが、私にとっては“アブラ臭”初体験!
本当にガソリンか灯油のような匂いがするのにビックリした。
好き嫌いが分かれる匂いだと思う。

▼プール風呂
黒湯と同じ浴室内にある。
湯は、薄紫がかった色をしていた。
熱い湯が注がれているが、湯量が少なく、浴槽も大きいため、浴槽の湯は温め。
味は、弱い硫黄味に、アブラ風味の隠し味が混ざっている。
パンチの強い黒湯のあとに浸かると、ホッと安心してしまう湯であった。
浴槽の縁の析出物が、なかなかすごかった。

▼ひょうたん風呂
木の窓枠がレトロな雰囲気を演出している。
ひょうたん風呂の湯もアブラ臭が強い。
でも、味見をすると、黒湯ではほとんど感じなかった硫黄味も確認できる。
黒湯と似たツルツル系の肌ざわりだが、黒湯にはなかった泡付きもあり、心地良い。
「明確なアブラ臭」+「泡付き」+「レトロな雰囲気」の三拍子が揃っている。
高友旅館の湯で、ひょうたん風呂がもっとも好みかな。

▼もみじ風呂
家族風呂の位置づけのもみじ風呂。
高友旅館の公式HPによるとプール風呂と同じ源泉のようだ。
味もプール風呂に似ている。
でも、湯温はまったく異なっている。
プール風呂はぬるめの湯温だったが、もみじ風呂は激熱…。
湯温が異なっている原因は、湯量と浴槽の大きさとのバランスによるものだろう。
不本意ながら、加水のうえ、入浴した。

▼夕食
食事は、典型的などこにでもある旅館の食事。
もうちょっと、特色を出してもらった方がうれしい。

部屋の汚さや、お風呂の足ふきマットの汚さなんかは、ちょっと困りもの。
でも、温泉を目的として宿泊するのなら、楽しめる。
なにせ、旅館の中で湯めぐりができるのだから嬉しい限りだ。