
明治15年創業の歴史ある温泉です。
外観はそれほどでもありませんが,中はかなり鄙びていて,雰囲気だけでも十分に楽しめます。
浴槽は2つあって,手前が熱め,奥がぬるめになっていました。
ここは足下湧出の湯だと聞いて来ましたが,隣のオーナー宅の下から湧出している湯が使われているという話もあるようです。
確かに,底の板の間からゆっくり湧いてきているのですが,底の板の下もかなり深くなっているらしく,浴槽の下から湯が供給されているだけかもしれません。
足下湧出の真偽は不明ですが,いずれにせよ新鮮な湯にニンマリでした

飲泉口もあったので,試しに味見をしてみたところ,塩気に加え,弱い金気を感じました。加えて,酸味を感じたような感じないような・・・微妙な味わいでした。
雰囲気も泉質も申し分ない温泉でしたが,残念なのは写真が撮影できなかったこと。日曜日の夕方に訪れたせいで,5〜6人もの入浴客がいて,浴槽の隅を撮影するのが精一杯でした。
写真も撮れていないし,味も明確に判断できていなくて,いろいろと心残りな温泉なので次回指宿を訪れた際には,必ず再訪したいものです。

【泉質】不明
【住所】鹿児島県指宿市大牟礼3-16-2
【電話】0993-23-3713
【時間】9時〜21時
【料金】250円

本来,8時30分からの営業だけど,前日の大雨のせいか12時からの営業開始。私達は11時40分頃に到着しましたが,既に20人も先客がありました。12時30分頃にようやく私達の順番となり,受付をして浴衣に着替えます。
タオルを頭に巻いて砂に横たわります。どうもこのあたりでは頭にタオルが流儀のようです。
寝転ぶと,両側から砂かけさんが手際よく,ドサドサと砂をかけてくれます。しっかりと砂をかけてくれるのですが,砂のかけ方は別府の方が丁寧なようです。別府では,足先までキチンと砂で固め,肩の下にもしっかりと砂を入れてくれますが,山川では,ただ砂をかけるだけでした。肩の下に砂を入れてくれると,とっても気持ちがいいのですけどね。
寒い季節だったためかあまり汗もかかず,途中ウトウトしてしまうほどにリラックスできました。体への負担が少ないので,汗をダラダラ流すよりもいいのかもしれません。
20分ほど経過してから,砂から這い出すと最後は内湯で上がり湯をいただきます。上がり湯もなかなか濃い食塩泉でじっくり堪能したいところでしたが,砂湯で疲れた後なので,短めの入浴にしました。
ちなみに,ここの上がり湯では,石鹸・シャンプーは使用禁止です。個人的には,汗をかいたあとなので,シャンプーはしておきたいので,ちょっと残念でした。


【泉質】塩化物泉
【時間】8時30分〜17時
【料金】800円

川尻温泉と長崎鼻を結ぶ県道から路地に入ったところにある共同湯です。県道からの入口には看板がありますが,見落としそうな小さな看板ですので注意が必要です。
浴槽は2つに分かれていて,奥の浴槽が熱い湯です。かいもん荘と同じく赤茶色の湯ですが,味見をしてみるとかいもん荘の湯よりもかなり薄い塩味で,その分金気が明確に感じられました。
浴室内には,入浴マナーに関する貼り紙がたくさん・・・。中には,よく意味のわからないものもありますが,なかなか楽しめました。
しかし,この付近の温泉では,浴室の床に寝転ぶ通称『トド』が多いですね〜。
ここでも,4人もトドってました

トドっている人を写さないように写真を撮影したので,こんな感じの写真しかありません・・・。
でも,トドって結構気持ちのいいものです。
特に,湯が少しづつオーバーフローしているところで寝転ぶと最高です。
帰りに番台のお婆ちゃんと話をしていると,地元産のミカンの一種である「たんかん」を持っていきなさいと言われ,隣の自宅?へ連れて行かれました。そこで,「ついでに昼ごはんも食べていきなさい。」と言われたのですが,予定も詰まっていたので固辞すると,ピースご飯をアルミホイルに包んでくれました。
そして,待っている間に「せめてアボカドでも食べなさい。」と差し出されたので,食べてみると桃のように甘い味がします。お婆ちゃんが「このアボカドよ!」と言って見せてくれた実は,間違いなく『マンゴー』でした(笑)
ピースご飯は,翌朝の朝食にいただきました。美味しかったよ♪
お婆ちゃん,ありがとう。また行きますね。


【泉質】含塩化土類食塩泉
【時間】冬期:10時〜18時,夏期:10時〜19時
【料金】250円
やっぱりここに宿泊した目的はお風呂♪です。
源泉は3本あります。
恵美寿温泉泉温59.0℃で,成分総計35,230mgの濃い食塩泉です。
マグネシウム,カルシウム,鉄,硫酸,メタ珪酸なども多量に含んでいて,分析書を見るだけで,ウキウキしてしまいます♪
川尻温泉泉温41.7℃の食塩泉で,食塩の濃度はそれほど濃くありませんが,鉄分を含んでいます。
湯津温泉泉温32.5℃の単純温泉ですが,鉄分の含有が目立ちます。
最初にオレンジ色の内湯。
恐らく,恵美寿のみか,恵美寿と川尻のブレンドが基本で,温度調整に湯津が混ぜられているものと思われます。
最初に恵美寿と思われる赤茶色の源泉を味見してみたら,海水のようなしょっぱさに顔が歪みました。第1鉄イオンも5mg含有していて金気臭も感じられますが,味では塩気に負けて,弱い金気を感じたのみでした。

続いて露天へ!
露天は東シナ海と薩摩富士と称される開聞岳を見晴らすことができる絶好のロケーションです。
浴槽は2つに区切られ,メインの浴槽は内湯と同じ赤茶色の湯です。
もう片方は水風呂?でしょうか。何気なく,味見をしてみると金気を感じました

注がれている水は20℃程度に感じられ,泉温が不自然ではありますが,湯津温泉(泉温32.5℃)が冷まされたものが注がれているものと思われます。これはこれで十分に素晴らしい湯だと感じましたが,同浴の方からは,「この寒い中に・・・」といった感じの好奇の目で見られていたような気がします


露天の水風呂も温泉だと気が付いたあとで,慌てて内湯へ戻りました。
当初,内湯に注がれていた冷水を味見した時は水道水と感じていたのですが,再度確認すると露天の水風呂に注がれていたものと同じ味でした。最初は,濃い食塩泉のあとに味見したので,味が感じられなかったようです。

写真左)内湯の注ぎ口 右)露天の注ぎ口
成分総計35,230mgの湯は体への負担が大きいようで,かなりバテ気味になってきました。オレンジ色の湯に憧れてやってきましたが,成分的にも満足させてくれる湯に興奮して,ついつい長湯をしてしまったようです。
古い施設ですが,いつまでも残していってもらいたい温泉でした。

開聞岳のふもとにある国民宿舎。
今回は宿泊しましたが,予約の際に「築40年ぐらいで,エレベーターもありませんがいいですか?」と念を押されました。
鄙び系には免疫があるつもりですが,宿の方からこう言われると少し不安になります

まっ,実際に訪れてみると十分に許容範囲内でしたが,私の場合,部屋と布団のシーツが不潔でなければ車中泊よりマシだと考えてしまうので,キレイな施設が好みの方にはお勧めできないかもしれません。
部屋はオーシャンビューです(笑)
あいにく夜は嵐で,波が打ち寄せる音がうるさかった・・・。

食事は,私は宿泊したことのある国民宿舎の中では一番美味しく感じました。
特に豪華なものではありませんが,お刺身もプリプリでしたし,量も適度なものでした。

いちおう朝食の写真も。
九州の宿の朝食って,なぜかめんたいが付いていることが多いです。
僕達は,本場の博多からやってきたのですが・・・


【住所】鹿児島県揖宿郡開聞町川尻5390番地
【電話】0993-32-3151
【HP】
http://www2.synapse.ne.jp/kaimonsou/

岡児ヶ水は“おかちょがみず”と読みます。読めませんね〜。
徳光温泉の営業時間は季節によって変わりますが,1月〜3月は16時〜19時30分。私は16時の営業開始時刻ぴったりに突入!
またたく間に7〜8人の地元客がやって来ました。ほとんどの人が洗面器片手に歩いて来ているようで,生活に密着した温泉といった感じがします。
小判型の浴槽が2つに区切られていて,注ぐ湯量の違いで,異なる温度に調整されていました。他に上り湯用と思われる浴槽があります。
泉質は含土類石膏食塩泉で,薄緑茶濁色とでもいった感じの色。
口に含んでみると弱い塩気を感じました。
雰囲気も泉質も,私の好みにバッチリ!また訪れたい温泉となりました。

【泉質】含土類石膏食塩泉
【料金】100円
【時間】1月〜3月:16時〜19時30分,4月〜5月:16時〜20時,6月〜9月:16時30分〜20時30分,10月:19時〜20時,11月〜12月:16時〜19時30分

狭い路地の奥にある木造の鄙び系温泉。
レトロな雰囲気が素敵です。
ちなみに,浜児ヶ水区は“はまちょがみず”と読みます。
自称「日本で一番安い」温泉

です。
確かに80円と格安だけど,50円とかいう温泉もあるし・・・。
まっ,害はないし,面白いから問題ないけどね。
浴槽は2つに区切られていて,奥の浴槽は加水も可能なぬるめの浴槽。
手前の浴槽には熱い湯が溜められているはずですが,入浴客が少ない時間帯だったせいか,注ぎ口が閉められていたおかげで適温でした。43℃〜44℃程度に感じました。試しにバルブを開けてみたら,50℃ぐらいの湯が注がれはじめ,あっという間にアチチ湯になってしまいました。
飲泉許可はないそうですが,味見をしてみたら,苦味を含んだ薄い塩味。にがりのような感じでした。


【泉質】塩化物泉
【住所】鹿児島県指宿市山川浜児ヶ水286番地
【時間】13時〜20時
【料金】80円

鹿児島入りして最初のお食事はJR山川駅近くにあるくり屋食堂。
とりあえず名物の『かつおのたたき定食(945円)』をいただきました。
たっぷりのかつおの上にはこれまたたっぷりのタマネギ。
美味しかったのですが,さすがに後口は・・・。
う〜ん,ちょっと辛かったです(笑)
食べ終わり,店を出ようとすると,入口に『温泉を利用の際は食堂受付へ』なる貼り紙を発見!ここは格安の旅館も経営していて,もちろん温泉もあるのです。でも,事前に調べたところ宿泊者専用という情報だったのですが,入れるのなら是非お願いしたいと思い,受付へ戻ったのですが,「温泉は宿泊者専用」との回答・・・。まぎらわしい貼り紙でした

翌日・・・。再び,やって来てしまいました

今度は『島豚のトンカツ定食(1,050円)』です。
ジューシーなお肉にサクサクのコロモ♪なかなかの美味でした。
<かつおのたたき>写真は失敗しました。写っているのはタマネギばっかり・・・。
定食にはごはん・味噌汁・漬物が付きます。単品は735円でした。
<島豚のとんかつ>入口の貼り紙に書いてあったメニューです。

【住所】鹿児島県指宿市山川成川7350
【電話】0993-34-0214
【時間】7時〜22時
【HP】
http://www.kuriya.net/index.htm

鰻池のほとりの集落にある区営の温泉。
周辺はいわゆる地獄地帯で,あちらこちらから噴気があがっていて,焦げたような硫黄の香りが漂っています。
付近には噴気を利用した蒸し釜と自家泉を備えた家がたくさん!羨ましい限りです。
浴室には楕円形の浴槽が1つあるだけのシンプルな造り。
噴気による造成泉を利用していて,分析書の泉温は51℃。浴槽内でもかなり熱くて,体感温度では46〜47℃程度でした。
でも,同浴した地元の方はさすがに慣れているらしく,平気な顔をして浸かっています。負けてなるものかと,私も平然と浸かっていましたが3分が限界でした(笑)
現在は無色透明な湯ですが,地元のお婆ちゃんによると,昔は白濁していたとのこと。
弱い硫黄の味と香りを感じとることが出来る湯は,湯上り後の肌がサラサラになる気持ちのよい湯でした。


【泉質】単純温泉
【住所】鹿児島県指宿市山川成川6517
【料金】200円(1時間以内)
【時間】6時30分〜20時