宿泊したホテルの湯はこれといった特徴もありませんでしたが、
宿泊者が無料で温泉を利用できる同系列の宿に足下自噴の浴槽があると聞き、
翌朝宿泊先を抜け出して楽しんできました。
宿のHPでは、
『自然の温泉自噴岩盤をそのまま生かしたもの』とか、
『ゆっくりとした自噴が、極上のくつろぎをご提供』など、
温泉好きにとっては、見過ごすことができない表現で紹介されています。
早朝から温泉街を歩き、目的の宿へ。
地下へ降るような階段を降りますが、建物が川沿いに建っており、
実際は河原のところまで降ってきているようです。
浴槽は3つ。
湯あがり後に脱衣所の掲示(下の写真)を見て気がつきましたが、
足下湧出の浴槽は岩風呂Bの1つのみで、
岩風呂Aと大理石風呂Cは組合混合泉を利用しているとのことです。
貴重な足下湧出泉にも関わらず、私が利用した1時間ほどの間、
入浴客は私のほかに1人やってきただけ。
やはり、一般的には雰囲気の良い別の大浴場が好まれるのでしょうか(笑)

(大理石風呂C)
脱衣所から浴室に入ってすぐのところにあります。
まぎらわしいことに浴槽の底の穴から湯が供給されています。
これが足下湧出を連想させるための演出だとしたら、
設計者はマニア心のある人でしょう(笑)
他の浴槽と比べ、湯温がかなり高めでしたので、
あがり湯的な使い方をするのが一般的ではないでしょうか。

(岩風呂A)
浴室のイチバン奥にある浴槽です。
体温よりも低い湯温で、もっとも原始的な雰囲気の浴槽でしたので、
これがもっとも足下湧出っぽいな、と思いましたが、源泉は組合混合泉でした。
これまた、浴槽の底の穴から湯が供給されています。
やっぱり演出なんでしょうか?

(岩風呂B:手前の浴槽、奥は岩風呂A)
これが足下湧出の浴槽です。
ぬるめですが、体温よりは高い湯温で、あたたまりつつも長湯できます。
浴槽の底の石版のすきまから湯が湧き出していました。
恥ずかしながら、
特に他の浴槽とはっきりと違う特徴は感じませんでしたが、
絶妙のぬるめの湯温のおかげで、ゆったりとした時を過ごすことができました。

(岩風呂A&B)

