初めて訪れましたが、紫尾温泉はなかなかレベルの高い美人湯だと感じました。
男湯には、
透明の湯が張られた小判型の浴槽と、緑色の浴槽が注がれる台形の浴槽があります。
小判型の浴槽はやや熱めの湯、台形の浴槽はぬるめの湯でした。
どちらの湯も硫黄の香りがするツルツルの肌ざわりです。
湯をよく見ると黒い浮遊物が見えます。
当初、ゴミかと思いましたが、湯口から汲み取った湯にも含まれていることから
推測すると、湯の花のようです。
初めて見た黒い湯の花には驚きましたが、
肌ざわりのツルツル度合としては、他でも出会うことのあるレベルです。
紫尾温泉の湯で驚いたのは、肌の状態の良さの湯あがり後の持続性です。
その日の肌の状態や、1日に数湯をはしご湯した相乗効果などもあるため、
一度だけの入浴で温泉による美肌効果を断定するのは信憑性が低いと思いますが、
少なくとも今回の紫尾温泉での入浴に限っては、スベスベの肌の状態が湯あがり後も
長い時間維持されたのです。
しかも、ツッパリ感とかカサつきとかも感じず、適度なうるおいを保ったまま、
それでいてベタベタとした感じでもなく、スベスベとした肌の感じが持続したのです。
美人湯と言われる温泉でも、湯あがり後に化粧水をつけなかったりすると、
パサついたりして突っ張った感じになったりすることが多いのですが、
紫尾温泉は違いました。
これが今回の入浴に限ったことなのか、紫尾温泉の実力なのか、
改めて訪れてみないとわかりません。
露天も清掃中の札がかかっており、見学もできませんでしたので、
一度宿泊してじっくりと堪能したいものです。
その際は、家族で訪れたいと思います。
▼内湯
湯気のため、悲しいくらい美しくない画像しか撮れませんでした。
同浴のお客さんの了承をもらっての撮影のため、窓をあけて湯気を抜くわけにも・・・。

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