「時間的に無理かなぁ」と思っていた吉尾温泉ですが、
予定よりも早く人吉を出発したため、立ち寄ることができました。
吉尾川沿いに建つ浴舎には「温泉」とわかる表示は何もなく、
一見すると民家のように見えます。
事前リサーチがなければ、この建物が温泉であることがわからなかったと思います。
そして中に入ると秘密基地のような螺旋階段です(笑)
なんとなくワクワクしますが、
下の方が暗いので、階段を降りる際に足元がよく見えなくて、チョット恐いかも・・・。
階段を降りると簡素な浴室が出迎えてくれます。
どうやら河原と同じ高さのところまで降りてきているようです。
やさしいイオウの香りの湯は基本的に無色透明なのですが、
なんとなく青白く見えます。
湯はぬるめで、じっくりと湯を堪能することができました。


人吉でのもう1湯は堤温泉。
未湯の温泉のうち入りたいなぁと思ったところが数か所ありましたが、
時間的に可能なのは堤温泉だけでした。
かなりレトロな浴舎で、雰囲気がイイです。
実は、木の窓枠って、とっても好みなんです。
脱衣所はドラマとかで見る昔の銭湯って感じでした。
浴室に入ると、モール臭がお出迎えです。シアワセ!
かかり湯をしただけでわかるツルツル湯。
産毛には微細な泡付きもあります。
口に含むと、塩気、金気に加え炭酸の風味もあったかなぁって感じ。
大好きな夜明薬湯温泉の風味に似ていました。
こんな温泉が近所にあると嬉しいでしょうね。
御近所の方が羨ましいかぎりです。
でも、湯気で写真が美しくないのが残念。是非再訪したいものです。



訪れる前は鄙びた宿なのかと思っていましたが、レトロな雰囲気を残しつつも、
同時にモダンで上品な雰囲気も併せ持つステキな旅館でした。
いつか泊まってみたい宿です。
まっ、お値段もステキなので、まずはランチ付の休憩あたりかな(笑)
テレビで見た浴室の雰囲気に憧れて訪れたのですが、やはり最高の雰囲気でした。
玄関からすぐのところに浴室の入り口があります。
扉を開けると、浴室へ続くかなりの段数の階段。
半地下ファンなら、心にぐっとくるものがあるはずです(笑)
この階段の途中の踊り場のようなところに脱衣棚があります。
ここから見る浴室はなんとも風流な空間です。
手すりもレトロな感じですし、木の窓枠もステキです。
浴室の床は滑り止めでしょうか、ギザギザの彫刻が施されています。
こういう細かな心遣いも嬉しいです。
半地下と思っていたのですが、窓の外は地表です。
傾斜地に建っているのでしょうか?(確認不足・・・です。)
そして、窓のすぐそばに源泉と思われるものが見えます。
源泉の近くに浴槽を作ったら、必然的に階段を下る形になったことが想像されます。
やっぱり湯舟は源泉に近い方がイイに決まっています。
さて、肝心のお湯ですが、人吉らしい薄く黄色がかったモール泉です。
微細な泡付きもある新鮮湯で、淡い塩気とやさしいモールの風味を感じました。
雰囲気だけでなく、泉質的にも満足感の高い温泉です。
ちなみに同浴の方は食事休憩で来られていました。
帰りにフロントで料金を確認したところ、5千円程度とのこと。
宿泊はお値段が・・・と思いましたが、食事休憩ならば!
この素敵な旅館に次回は落ち着いて訪れたいものです。

この日の3湯目は、湯の鶴温泉の“きくの湯”。
浴室内の掲示物では“喜久の湯”となっているものもあります。
川沿いに建つ浴舎が印象的な共同湯系の温泉で、
大雨のときは大丈夫なのかと心配になりそうなところに建っています。
川の対岸にある駐車場に車を駐車し、駐車場横の階段を降りると、
“きくの湯”へと続く歩行者用の橋があります。
私は、この階段を見落とし、遠回りしそうになりましたが、
すれ違ったご近所の方に挨拶をしたところ、
「温泉なら、この階段を降りたらいいよ」と教えられました。
挨拶って大事ですね(笑)

無人の受付に100円玉を1枚置いて、男湯へgo!
狭い脱衣所ですが、他にお客さんもいないため、特に支障はありません。
湯はかなりぬるめで、のぼせることなく長湯が可能です。
注ぎ口では40℃以上ありそうですが、
大きめの浴槽のため、浴槽内では30℃台後半といった感じです。
冬の寒い日はチョット辛いかも。
泉質的にはかなりツルツルの強い肌ざわりで、思わずニンマリ。
ここの前に浸かった岩の湯もツルツル系でしたが、
岩の湯は泡付きによるツルツル効果もかなりあるものと感じましたが、
ここは肌自体が本当にツルっとする感じで、とっても気持ちイイのです。

素朴な湯口が、この浴舎の雰囲気にピッタリです。
浴槽では、かすかにイオウの香りを感じる程度ですが、
湯口ではかなり明確なイオウの風味を感じました。
やさしいイオウの香りです。
浴槽が大きいため、鮮度はいまいちなのかもしれませんが、
泉質・湯温ともに非常に心地良い温泉でした。
湯の鶴温泉 きくの湯【料金】100円
【時間】8時30分〜18時
本日の2湯目は、湯の浦温泉の岩の湯。
国道3号線沿いにある公衆浴場とのことで、すぐにわかると思っていましたが、
いつのまにか通り過ぎていました・・・。
確かに3号線沿いなのですが目立ちません。
ナビに入力していなければ、走り去ってしまっていたはずです(笑)

目立たない浴舎ですが、お湯は極上でした。
控え目ながらも、はっきりとしたイオウの香りのする湯は、ツルツルの肌ざわりです。
2つに区切られた浴槽の湯口側の方では、微細な泡がたくさん見えます。
もちろん激しい泡付きです。う〜ん、感激!

もう片方の浴槽は、湯の鮮度こそ劣りますが、
その分、湯温がぬるめなので心地良く浸かることができます。
鮮度が劣ると言っても、湯口側と比べると劣っているだけで、
注がれている湯量と浴槽のサイズを考えると、全く問題ありません。
長湯したかったので、私は、こちらの浴槽で長い時間を過ごしました。
ヌルツル好き、泡好きの私は、ここの温泉を相当に気に入りました。
また訪れたいですね。
熊本の温泉といったら、阿蘇・小国や山鹿周辺を思い出してしまいますが、
八代以南の温泉もあなどることができません。もっと早く訪れるべきでした。

最後になりましたが、湯口は“うさぎ”です。
うさぎの口から、ドバァーっとすごい勢いで湯が注がれています。
このうさぎは、先代(先々代かも?)のおじいちゃんが最初に温泉施設を建てた際
から使われているもので、浴舎を改築(建替えだったかも?)した後にも受け継が
れているとのことで、うさぎは90数歳になるそうです。
そうなんです、岩の湯はとっても歴史のある温泉でした。
うさぎとともに、いつまでも残していってもらいたいものです。
今回の湯めぐりの1日目の宿泊地は湯川内温泉かじか荘ですが、
一気に湯川内温泉まで向かうのはきついので、日奈久温泉にてチョット休憩しました。
日奈久温泉は子供のころ海水浴で訪れて旅館に宿泊した時以来の入湯です。
30年ぶりぐらいかな・・・。
今回選んだのは細い路地沿いに建つ“松の湯”です。
昔ながらの銭湯といった感じの雰囲気の浴舎がステキ!
浴槽は2つに分かれています。
湯口から遠い方の浴槽は、絶妙なぬるさで、のんびりと湯を楽しむことができました。
このくらい気持ちがいい湯温だと、「湯の鮮度が・・・」などと言うよりも、
気持ちの良さを優先していまいます。
泉質はアルカリ性単純温泉で、弱いツルツル系の肌ざわり。
掲示によると、無加水ですが、冬は加温することもあるようです。
浴槽の湯からは、「ひょっとしたらイオウかな?」といった程度の香りです。
しかしながら、湯口の湯を味見してみると、
やわらかいながらもハッキリとした硫黄の風味に加え、わずかに塩気も感じました。
11時前に訪問しましたが、なかなか客足が途絶えず、
脱衣所側の写真は撮影できませんでした。
なかなか味のある風景だったので残念です。

なんとなく渋い名前が気になって訪れてみました。
外観はそれほどでもありませんが,浴室はかなりの鄙び系。
レトロな空気が漂っています。
2つの円形の浴槽もラブリーで,いい雰囲気です。
ちなみに小さな浴槽はかかり湯用でした。
薄く黄色がかったモール系の湯で,ツルツルした肌触りが心地良い温泉でした。


【泉質】ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉
【住所】熊本県人吉市願城寺402−4
【時間】6時〜23時
【料金】200円
人吉市街から車で10分〜15分程度の田園地帯にある温泉です。
男女別の内湯の他に家族湯もありました。
今回利用した男女別の内湯は非常なシンプルな造りでしたが,湯は超ヌルツル湯♪
まるで自分の体に膜が張ったかのような肌触り。
こんなにヌルヌルする湯があるのかと驚きました。
まさにウナギになった気分です。
私の経験上,ヌルヌル感最強の温泉の1つです。
しかも,肌には細かい泡がびっしり付着しています。
遊離炭酸の含有量は不明ですが,この感触は炭酸の泡だと思われます。
ぬぐっても,ぬぐっても,また新しい泡が付着します。
湯からはモール系の温泉独特の芳香が感じられます。
シャワーにも温泉水が使われていたのも嬉しいポイントです。
湯は湧出温度が34.9℃とぬるめなので,加温されているそうです。
欲を言えば,加温していない源泉浴槽があるともっと嬉しいですね。
でも,加温されていても,ここの温泉はかなり好みのものです。
また人吉を訪れた際は,必ず立ち寄りたい温泉となりました
逆光で真っ暗な写真・・・。
しかも,浴槽の色が濃いので,濁り湯のような写真になってしまいました。
本当は透きとおった湯です。
【泉質】ナトリウム−炭酸水素塩泉
【住所】熊本県人吉市下原田字嵯峨里1518
【電話】0966-22-6981
【時間】10時〜22時30分
【料金】300円,家族湯は1,500円/1室60分

まるで浴舎ごとタイムスリップしたかのようなスーパーレトロ温泉。
番台に誰もいなかったので先客に倣って番台に300円置いて入浴しました。
ぬるめのモール泉で,色は写真では濃く見えますが,実際は薄茶色でした。
湧出温度は42℃で,冬は加温されているとのこと。
ツルツルとした肌触りが気持ちよかったです。
でも,ここは泉質よりも雰囲気を味わうべき温泉でしょう。
ぬるめの湯に浸かって,ゆったりとした時間を過ごさせてもらいました。


【泉質】アルカリ性単純温泉
【住所】熊本県人吉市紺屋町80
【電話】0966-22-2020
【時間】8時〜9時,13時〜22時
【料金】300円
思いつきで人吉に来てしまったため,昼食のお店は旅行ガイドブックを見て決めました。
訪れたのは,かな〜り老舗な感じのうなぎ屋さん。
創業90年ぐらいとのこと。
平日のお昼時で店内は非常に賑わっていました。
今回は,うな重(1,700円)をいただいてきました。
うな重は,食べる直前に自分でタレをかけていただきます。
タレは創業以来受け継がれてきたものだそうです。
臭みを全く感じないふっくらとしていて,非常に美味しくいただけました。
5〜10日ほど真水で泳がせておいたうなぎを使うことで臭みを防止しているそうです。
人吉に来た際は,また訪れたいと思っています。


【住所】熊本県人吉市紺屋町129
【電話】0966-22-3312 /
【時間】10時〜15時,17時〜22時 *オーダーストップ21時
【HP】
http://www.spanet.co.jp/uemura/