夏の恒例?行事となった感のある寒の地獄温泉ですが、今年は団体での訪問です。やっぱり、仲間がいる方が、ひとりで浸かるよりも楽しいですね。寒の地獄初体験の人が「ぎゃーぎゃー」悲鳴を上げているのを横目に見ながら、地獄を楽しみました。
寒の地獄の名前のとおり冷鉱泉で有名なこの旅館には、夏季限定の足元湧出の源泉浴槽があります。まっ、地獄と言われるほどの冷鉱泉なので、温泉の持つ一般的な心地良さはありませんが、夏になると浸かりたくなる不思議な浴槽なのです。加温した温かい浴槽がある浴室もありますが、せっかく訪れたのなら、記念に“地獄”を経験してみたいものです。
しかし、この浴槽は、ただ冷たいだけではありません。浸かってみると、冷たいというより、痛いと言った方が適切な感じの刺激を受けます。まさに肌を刺す冷たさなのです。ただ、私は、この刺激が癖になってしまい毎年通っています。ひょっとしたらマゾなのかもしれません(笑)
毎分2,160トンの湧出量を誇る足元湧出の硫化水素泉は、青く神秘的な光を放っています。厳かで、非常に美しく感じますが、浸かってみると、痛冷たく、へこたれそうになってしまします。これに15〜20分ほど耐え、その後ストーブ室で暖まりながら、温泉成分を体に燻り込みます。しばらくすると体が温まった気になりますが、あと少し辛抱して、じっくり温まることをお勧めします。過去に、半端に温まった状態で、帰り始め、途中で寒気がぶり返してきたことがあるのです。真夏なのに寒さに震えてしまった滑稽な思い出です。
泉質としては、はっきりとした硫黄の香りを感じますが、入浴中は、あまり泉質を楽しむ余裕はありません。しかし、帰り際に飲泉をしてみると、とっても甘く美味しい硫黄泉でした。また来年も訪れたいものです。
▼“地獄”です。
浴槽の底から、源泉がぷくぷくと湧き出る様子を見ることもできます。
壁の裏に、もうひとつ浴槽があります。

▼ストーブ室
冷えた体でストーブ室に入った直後は“天国”に感じます(笑)
でも、しばらくすると、結構暑くなるので、長く温まるのも大変です。

▼受付付近にあったトマト
温泉とは無関係のトマトですが、夏っぽくて気に入りました。